ユズリハ
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ユズリハ科。常緑高木。春さきに新しい葉がでると前年の葉が落ちるので、順に葉をゆずっていく事から”ゆずりは”と名づけられた。葉痕(ようこん)がはっきりしている。
「親は子どもが成長するのを待って後をゆずる」との意味がこもるめでたい木で、正月のお飾りにすることでよく知られている。「枕草子」にユズリハの不思議な使用法が書かれている。大みそかに亡き人への供物の敷物にするという。平安時代にはお盆のように大みそかには祖霊(それい:祖先の神霊)が帰ってくると信じられていた。

センターゾーン 2020/1/7

紅色の葉柄の中心にみえる冬芽(頂芽)は細い卵形で紅色を帯びる
センターゾーン 2020/1/7

冬芽と葉痕
秋津5号公園 2012/1/11

冬芽 葉柄が変化した多数の芽鱗に包まれる
 2010/2/3

前年枝の葉腋から総状花序を出す その上では新芽が膨らんでいる
谷津川沿い 2013/4/2

センターゾーン 2021/4/6

雄株の雄花の蕾
谷津川沿い 2012/4/17

果実
谷津川沿い 2018/7/3

若い果実
谷津川沿い 2015/7/7

谷津川沿い 2012/8/7

谷津川沿い 2012/8/7

谷津川沿い 2020/9/1

樹高は4〜10mになる
谷津川沿い 2012/9/4

雌株の実は藍黒色(初めは暗青色)に熟し、表面に粉を吹く
谷津川沿い 2007/9/4

谷津川沿い 2012/10/2

谷津川沿い 2011/10/4

谷津川沿い 2015/10/6

実が熟すころ、古い葉が黄色くなって落ちる
谷津川沿い 2011/11/1

谷津川沿い 2020/11/10

谷津川沿い 2020/12/1

葉は互生し、輪生状に枝先に集まり、葉柄は赤く美しい
谷津川沿い 2008/12/2

 
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