クズ
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マメ科。日本各地の山野に見られるつる性の多年草。根は太く大きく多量の良質なデンプン(葛粉)を含んでいる。茎はつるになって長く伸び、基部は木質化する。古代には繊維を採って布(葛布)を織った。全体に黄褐色の粗い毛がある。葉は3小葉からなり、夏の日差しの強いときは葉を立てて日差しを除けている。花は蝶形花で穂状に集まって、下から上へと咲いていく。紅紫色で、旗弁(きべん)には黄色のもようがある。花期は7〜9月。豆果は長さ5〜10cmで褐色の剛毛が密生する。

人の顔のようにみえる葉痕
三角干潟 2011/1/5

三角干潟 2011/7/5

花は蝶形花で穂状に集まって、下から上へと咲く
 2009/9/2

三角干潟 2010/9/8
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