ナガミヒナゲシ
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ケシ科の1年草。ヨーロッパ原産。野原や荒れ地、河原などに生える。開花時期は4〜5月。花は長い花柄の先につき、橙紅色〜紅色で直径3〜6cm。茎には硬い剛毛が生えている。葉は細かく切れ込む。果実(芥子坊主)は細長く、和名の長実雛芥子はここから付けられた。
都市部に多くの繁殖が確認され、路傍や植え込みなどに大繁殖しているのがよく見られる。ナガミヒナゲシは他のヒナゲシと同様、阿片の原料となるアルカロイドを含んでおらず、栽培は規制されていない。

花茎の先に橙色の四弁花をつける
南側観察路 2016/4/5

 
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