イセリアカイガラムシ
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大きさ4〜6mm。体は楕円型で、暗白色をしている。背は隆起して、波打った白いロウ物質がくっ付いており、中には卵がたくさん入っている。ミカンなどのカンキツ類やナンテンに発生、幼虫期は葉に定着して汁を吸い、成虫期に移動して幹や枝に定着して汁を吸う。雄成虫は羽があり雌成虫とはまったく異なる形態である。オーストラリア原産で、日本には明治時代に入ってきたとされている。樹木の苗などの移動によって、世界的にも広がりを見せている昆虫である。
別名:ワタフキカイガラムシ。

雌成虫
南側観察路 2019/11/12

 
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